先日、Tableau Desktop Specialist資格を取得しました。
Tableau Desktop資格の中では一番初級の資格ではあるものの、試験ってどういう感じなのか調べてもなかなか出てこなかったので、試験の受講までのステップを参考までに書いてみようと思います。
そもそもTableauとは?
TableauはB.I.ツールの一つ。
B.I.ツールとはBusiness Intelligenceの略で、データを分析しやすい手軽に視覚化するもの。
データをグラフにして、可視化にはExcelを使うことが多いかと思いますが、切り口を変えるには都度集計をやり直す必要があります。しかし、B.I.を使えばドラッグ&ドロップで簡単に切り口を変えた可視化ができるようになります。
ビジネス分野において恐らく最も利用されているのが、Tableauです。
Tableau Desktop Specialistとは?
Tableau Desktopの資格で一番初級者向けの資格です。
3ヶ月の製品利用が推奨されています。
Tableauの仕組み、操作についての基本的な理解が求められます。
試験申し込みのステップ
Tableau認定資格のページにアクセスします。
その中からDesktop Specialistを選びます。
今すぐ登録を選択します。
ここでは試験の準備ガイドがダウンロードできます。練習問題も提供されているので、試験までには一度は解いてみることをお勧めします。
ここからLoyalist EXAM SERVICESというTableaの試験システムで登録を進めます。
アカウントを作っていない方は、”Create a new LES Account”からアカウントを作ります。
登録はすべて英語で進めます。
英語が苦手でも頑張って入力をしましょう。
アカウントを作成したら、ログインします。
画面に従って申し込みを進めると支払いの画面になります。
ここでは試験料の支払いだけです。試験日程はこの後で設定します。
試験料の支払いを終えたら、Loyalist EXAM SERVICESにログインして、まずはタイムゾーンを設定します。Account InformationからEditを押します。
タイムゾーンは日本のものを選びます。
この後で試験日程を設定します。
設定を終えるとこのような形。
試験日程までTableauの無料トレーニングを使って勉強するといいでしょう。
実際の試験はどんな感じ?
予約した試験時間の直前になったら、Loyal EXAM Serviceにログインします。
試験時間の1分前にテスト受講ボタンが現れるのでそれをクリックします。
結構ギリギリなのですが、15分までの遅刻は許されています。
画面の指示に従ってリンクをクリックし、ビデオ通話アプリを開きます。
少し待っていると試験官から通話されます(私の場合は10分近く待たされました)。
試験官から指示を受けてIDをWebカメラに提示し、部屋の周りに誰もいないかカメラで見せます。
指示はすべて英語です。聞き取れなかったら、しっかり聞き直せば試験官は根気よく対応してくれます。
試験官のチェックが終われば、試験が始まります。
ブラウザを通して、WindowsのPCを操作します。Tableauはデフォルトが英語の設定になっているので、まずは日本語に設定し直しましょう。
Macを使って試験に臨む場合は操作方法が少し異なるようですので、注意して下さい。
試験が終わるとすぐに結果が表示されます。
合格された場合は数時間後には登録メールアドレスに合格の証明書が送られてきます。
試験の感想とこれから臨む方へのアドバイス
Tableau Desktop Specialistは推奨試用期間は3ヶ月とされていますが、恐らくみっちりTableauを使っている人で3ヶ月程度ということでしょう。
必要な業務があるときにだけ触るという程度だと試験の難易度は結構高めだと思います。
僕もそんな感じではあったものの、業務で必要で1ヶ月程度、みっちりと使用しました。そんなこともあって舐めプして臨みましたが、合格ラインギリギリでした。
Tableauでは無料トレーニングビデオが提供されているので、こちらを活用して、しっかりと勉強しておくことをお勧めします。
試験文は元が英語で作られているものを日本語訳した感じのもので、ちょっと違和感があります。
大事なのは、このデータで何を見ようとしているのかをしっかり理解することです。
Tableau Desktop Specialist資格を取得してみた感想
資格を取得するとLinkedinやFacebook、TwitterなどのSNSと連携することができます。
Linkedinと連携すると、自分のプロフィールを見た人に資格取得したことが分かるようになります。
Tableau Desktop資格の中では一番初級の資格ではあるものの、これによって人材会社や事業会社の採用担当者からプロフィール閲覧が多くなり、連絡を頂く機会が多くなりました。
これからの時代に必要とされるスキルであることが実感できました。
仕事でTableauを使う方は、スキルアップ・キャリアアップのため資格取得を目指してみませんか?