月々の携帯料金を抑えられる格安SIM。大手キャリアと比べると毎月の支払いが約1/2〜1/3程度まで抑えられる。
その反面で、
「通信速度が遅くなる」
「大手キャリアに比べてサポートが悪い」
というのも事実である。利用料を安くする分、サービス面でのスペックを落としているのが格安SIMなのである。
格安SIMのIIJを4年以上使い続けている。
この記事では格安SIMのIIJを使い続けてきた率直な感想を書いていく。
格安SIMのIIJを4年使い続けた感想:非常に満足!
IIJを4年使い続けた感想は、
通信速度がたまに遅くなるが、とても満足している
僕の場合、自宅はWi-fi環境(光回線)が整っているし、職場のWi-fiも個人所有の携帯の接続はOKとなっている。
なので携帯の通信を使うのは外出時だけ。
使っているのはタイプD(ドコモ通信網)なので、ほとんどの場所で利用ができるし、都内の地下鉄内でも問題なく使える。
一時期、SoftBank通信網の格安SIMを併用したことがあるが、都内地下鉄では圏外となることもザラにあった。
新型コロナウィルス感染拡大により外出の機会が少ない今は、携帯通信を使う機会も限られる。
携帯料金を少しでも抑えたいという方にオススメと言える。
IIJの通信速度についてもうちょっと詳しく
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)本体と比べると流石に劣る。
あるとき、とあるお店で「専用アプリをDLすると割引が効く」ということで、Wi-fiがない店内でアプリをダウンロードした。
一緒にいた友人はソフトバンク本体で、ものの数秒でDLが完了。
一方の僕は3分程度掛かってしまった。
また会社から支給されている携帯(iPhone)はau。ウェブブラウザで調べ物をするとこちらはサクサク動くのに対して、IIJの場合は若干読み込みが遅く感じる。
このように大手キャリア本体と比べるとどうしても通信速度は遅くなってしまう。
それでもDAZNでスポーツ中継を見たり、Youtubeを見たりといった場合にも、クルクルと読み込みマークが出ることはそれほどない。
IIJの料金について
僕が使っているのは、音声通話機能付きSIMのライトスタートプラン(通信量6GB)が付いているプラン。
月額料金1,520円+音声通話機能700円で2,220円〜となっている。
ここに消費税と通話料、ユニバーサル料が加わる。
2020年6月の通話料は次のような形だった。
ライトスタートプランの通信量は6GBだが、これまで4年使ってきて上限を超えたことは一度もない。
自宅・会社ではWi-fiを使い、外出先で動画を見たり、通信対戦型のゲームをやらなければ6GBを超えることはないだろう。
ドラマ・映画なんかはWi-fi環境でダウンロードしておけば、外出先では認証のための僅かな通信で視聴ができる(NetflixもAmazonプライムなんかはそうした機能がある)。
むしろミニマムスタートプラン(データ通信容量3GB)でも問題ないのではないかと思う。
データ通信専用SIM、SMS機能付きSIMプランについて
これらのプランは音声電話ができない。
つまりタブレット端末、2台目以降のネット・アプリ専用のスマートフォン向けのプランとなる。
こちらのプランであってもLINE電話などインターネット回線を利用した通話は可能。
SMS機能付きは電話番号でメッセージを送るあれ(ショートメッセージサービス)が利用できる。
最近はログインの際にSMSで認証を行うことが増えてきたので、結構重宝する。
サポートについて
4年間利用している間、一度もお世話になったことがないので、分からない。
IIJに限らず、格安SIMのサポートは薄い。そこに掛かる人件費などを節約することによって、利用料を抑えている。
サービスの内容など基本的なことはIIJ公式Webサイトに載っているので、自身で確認するように。
困ったときに親身に相談に乗ってくれないと困る!
という方もいるだろうが、そうした方には格安SIMは向かない。
ちょっと困ったことがあったらググる、Twitterで質問するなど自分でなんとかすることができないなら、大手キャリアを使うようにした方が無難である。
IIJを4年間使った感想まとめ
- 通信速度は大手キャリアに劣るが、Wi-fi環境が整っていれば不満はない
- 格安SIMの中でも比較的基本料が安い
ある程度のITリテラシーがあって、携帯料金を安くしたい方にはオススメしたいと思います。