先日、大腸内視鏡検査を行い、ポリープが見つかったので切除をしてきた。その時の話を書いていこう。
僕はもともとOPP体質だ。
OPPとは「おなかピーピー」の略。つまりお腹を下しやすいということだ。
しかし、2週間ほど1日数回(たぶん5~10回ほど)も軟便が出ることが続いた。普段に比べてより悪化している。
コロナウイルスの感染拡大が続く中なので、その可能性も考えたが、発熱や倦怠感や味・匂いがしないといったその他の症状は全くない。
以前に
「大腸がんは自覚症状があまりないまま進行しているケースが多い」
という話を聞いたことがある。
そこでしっかりと検査をしてもらうことにした。
まずはクリニックに診察・相談
以前に逆流性食道炎になったので胃カメラを飲んだことがある。
そのクリニックが胃腸科なので、そこに電話で相談して診察を受けることになった。
数日後、クリニックで診察を受けた際に医師に大腸内視鏡検査を勧められた。
たまたまその3日後に予約枠が空いていたので、そこでお願いすることにした。
その後、採血と大腸内視鏡検査について説明がされた。
ポリープがあった場合には切除するかどうかを聞かれる。
また、ポリープ切除した際には1週間ほどアルコール、運動、飛行機による移動がNGとなる。
検査当日は鎮静剤を打つので乗り物の運転がNGとなる。
僕は特殊な性癖はないので、肛門に異物を入れるのは初めての経験となる。
説明の際にはいろいろ質問をさせて頂いた。
検査の2日前~前日までの過ごし方
検査の説明時に言われることだが、検査の2、3日前から食事に気をつける必要がある。
アルコールは控え、消化に良いものを摂取するように言われる。
具体的にはお粥、雑炊、うどんといったもの。
繊維質の野菜やきのこ類、油もの、赤身肉、脂肪分のある魚などは避けるよう言われる。
こういったものを考えて食事を作るのは億劫なので、検査に備えた準備用のミールキット(3食付き)を購入した。
レトルト食品なので、温めるだけ。
正直物足りないが検査のためなので仕方がない。
前日の夜は20時ころまでに食事を終え、処方された下剤を飲んでおく。
検査当日
当日は絶食で臨まないとならない。
検査時間の4時間ほど前に起きて、下剤を飲み始める。
検査は10時だったので6時に起きて、下剤を作る。
下剤は水を入れて、溶かして飲むタイプ。
スポーツドリンクのような味で飲みやすいが、1.8リットルを2時間程度で飲むことになるので、結構きつい。
飲み始めて1時間程度で便意が出てくる。
その後も飲み続けて、4、5回ほど排便すると、便は薄い黄色のサラサラの状態となる。
なお下剤を飲んだあとも水、お茶なら飲んでも良いとのこと。暑い時期だったので、水分補給は適宜行った。
いざ大腸内視鏡検査
検査の15分前にクリニックに到着。
当日の体調について質問を受け、検査着に着替え、採血を行う。
準備が整ったら鎮静剤を打たれてぼんやりした状態となり、内視鏡検査が始まった。
麻酔で眠ったままの状態で進めてもらうことも可能だったが、画面で確認しながら処置してもらうことにした。
お尻にカメラを入れられる感触はあるが、鎮静剤を打たれているのでそれほどキツくはない。
「小さなポリープあるので切除しますねー」
と医師から確認されたので、虚ろな意識の中でやってもらうよう依頼した。
ポリープの切除も痛みなどはまったくない。
検査が終わると鎮静剤が切れるまでベッドに横になったまま待機となる。
その後にポリープ切除した際の食事や過ごし方について改めて説明される。
食後に飲む薬を処方されて、帰宅となる。
ポリープ切除後の過ごし方
ポリープを切除した場合、1週間ほど食事などに気を付けなければいけない。
- 飲酒は禁止、タバコも当日は控える
- 食事は消化に良いもの。カレーなど辛いもの、香辛料が効いたものはNG
- 食後に処方された錠剤を飲む
- 運動は控える。重いものを持つなどの負担が掛かるのもダメ
- 飛行機も乗れない
術後に詳しい説明がされるので、それに従うようにします。
2週間後に詳細の検査結果
内視鏡検査の詳しい結果は2週間後に診察して説明される。
今回は特に異常は見つからなかった。
「食物繊維を多く含むものと発酵食品を多く取り、整腸剤を飲むこと」というアドバイスを頂いた。
30代になったら定期的にこうした検査を受けると良いだろう。