2020年6月9日放送の『マツコの知らない世界』でプロテイン特集が組まれていた。
その内容は手軽にプロテイン(たんぱく質)がトレ、美容&ダイエットに良いドリンクやフードを紹介していくものであった。
しかし、ここではハードゲイナー向けのプロテインを紹介したい。
ハードゲイナーとは食べても食べても太らない体質。いわゆるガリガリ体質である。
僕自身もそうだったが、この手の体質は結構な頻度で筋トレをしてもなかなか筋肉が付かない。逆に何もしないと体重は落ちていく。
「ぜんぜん痩せられない」と運動もせず、白飯、揚げ物、ビールを散々摂取するデブが掃いて捨てるほどいる一方で、ハードゲイナーの男性は野生のケンタウロスくらいの割合でいる(あくまで個人的感覚)。
また女性でも「ちょっと食べただけで太っちゃう」と間食のタピティーを毎日欠かさないような奴がサバンナのヌーの大群のごとくいるが、ハードゲイナーの女性も野生のラッキーくらいの割合でいる(ポケモンのラッキーはふっくらしているがハードゲイナーはガリ)。
ここではそんなハードゲイナー向けに体を厚く、ウェイトを増やすためのプロテインを紹介していく。
ハードゲイナー向けオススメプロテイン
選定基準はズバリ、コスパ。
体を肉厚にするためにはタンパク質、カロリーが必要。プロテインに含まれるタンパク質量、カロリー量が少なければ、取る量を増やせば良いだけ。
コスパに重点を置いて、タンパク質、カロリーを効率よく摂取できるプロテインを選んだ。
オールホエイクラシック
参考価格(amazon) | ¥4,980 |
内容量 | 2.27kg(53食分、1食=43g) |
1食あたりの値段 | 約94円 |
1食のタンパク質量、カロリー量 | タンパク質30g、カロリー180kcal |
タンパク質1gあたりの費用 | 3.1円 |
カロリー1kcalあたりの費用 | 0.52円 |
タンパク質1gあたりの費用が安価でコスパが高く、オススメのプロテイン。
難点は水に溶けにくくて、飲んだときに少しジャリっとする。あと味はチョコレート、バニラくらいしかない。
それでもウェイトアップのときには一番使ったプロテイン。
オプティマム パフォーマンスホエイ
参考価格(amazon) | ¥4,000 |
内容量 | 1.95kg(50食分、1食=39g) |
1食あたりの値段 | 約80円 |
1食のタンパク質量、カロリー量 | タンパク質22g、カロリー160kcal |
タンパク質1gあたりの費用 | 3.6円 |
カロリー1kcalあたりの費用 | 0.5円 |
タンパク質1gあたりのコストもまぁまぁ安くて、カロリーもそれなりにある。
SAVASから乗り換えて真っ先に使ったのがこれ。
コスト優先でオールホエイクラシックに切り替えたが、こちらの方が水に溶けやすくて飲みやすい。
ALPRON ホエイプロテイン100
参考価格(amazon) | ¥2,480 |
内容量 | 1.00kg(50食分、1食=20g) |
1食あたりの値段 | 約50円 |
1食のタンパク質量、カロリー量 | タンパク質14.2g、カロリー79kcal |
タンパク質1gあたりの費用 | 3.2円 |
カロリー1kcalあたりの費用 | 0.63円 |
最近ハマってるのがこのプロテイン。
国産だけどタンパク質のコストがとても良い。あと味のバリエーションも幅広い。夏場の有酸素運動後にチョコレート味のドロっとしたものを飲むのはキツい。その点、レモン風味、ピンクグレープフルーツ風味など汗をたくさんかいた後でもスッキリ飲める。
プロテインの効果は?
ガッツリ筋トレに励み、プロテインを1日2回取る前、僕の身長は175cm、体重53~55kgというものだった。
週2でジムに通って筋トレ、上記のプロテインを筋トレ後、就寝後に取る生活を送ったところ体重は1ヶ月でこのように変わった。
体重60kgの時点でも筋トレを定期的に行い、プロテインはSAVASで取っていた。
「体重を増やそう」と思い、筋トレを行い、まずはオプティマ パフォーマンスホエイ、そしてオールホエイクラシックに切り替えていった結果が1ヶ月で約+2kgという結果である。
体重が62~65kgで推移するようになった現在はALPRONホエイプロテイン100に切り替ている。
このようにハードゲイナーであっても目的によってプロテインは切り替えた方が良いと考えている。
体重を増やす時期はオールホエイクラシックやオプティマ パフォーマンスホエイ、体重をキープする時期になったらALPRONといった形だ。
僕はボディビルダーのようなゴッリゴリのマッチョになりたいわけではなく、理想は女性にモテるソフトマッチョなので、このようにしている。
プロテインは国産?海外製?どっちがよいか
個人的には海外製を押している。理由はコスパの良さ。
オプティマ パフォーマンスホエイ、オールホエイクラシックは海外製で、プロテイン(タンパク質)1gあたり3円台。
ALPRONは国内製だがタンパク質1gあたり3.2円とこちらもコスパが良いので購入するようになった。
amazonでプロテインを検索すると必ず押してくるビーレジェンド製品と比較をしてみる。
こちらは、1食辺り100円程度でタンパク質は20.9g含まれている。
タンパク質単価に直すと、タンパク質1g=4.8円。
このように国産プロテインはタンパク質単価が高く、あまりオススメはできない。
ちなみにカロリーについても、海外製1kcal=0.5円程度に対して、国内製は0.8円程度となり、こちらもコスパが悪い。
食の安全性を気にする人もいるだろうが、日本より欧米の方が食品の安全基準は遥かに高い。
欧米では販売できない基準の食品が日本では普通に売られている。この辺が気になったらググってみると良い。
なので「欧米製のプロテインなら安全性は日本のものより高いんじゃない?」と素人ながらに考えている。ただ、さすがに僕でもかの中華国のものは敬遠する。
紹介したオプティマ パフォーマンスホエイ、オールホエイクラシックはアメリカ製。
ちなみにALPRONの原料はアメリカ、ドイツ製。
それでも国内産プロテインを支持する方にはその原料の生産国をFBIも驚くほどに徹底的に調べるようオススメしたい。
プロテインだけでなくトレーニングを
ハードゲイナーは食べても食べても太らない。
なのでぜひ筋トレも取り入れてもらいたい。
仕事だったり、新型コロナウイルス感染症の懸念でジムに通うのは難しいということもあるだろう。
そんな方には筋肉体操を試してもらいたい。
これ以外にも色々あるので、ぜひ全身を鍛えてもらいたい。
トレーニング後に上記でオススメしたプロテインでしっかり栄養補給する。
これを週2〜3回程度行えばハードゲイナーでも体は変わってくる。
ステイホーム週間でジムに行けなくても、自宅でこの動画のとおりトレーニングを行うことで、落ちかけた筋肉・体重をキープすることができた。